新幹線「のぞみ」の車内販売はどのタイミングで行われるのでしょうか?
「待っていてもなかなか来ない」「タイミングが合わない」「車内で何かを購入したい!」や「自動販売機はどの車両にあるのか?」といった疑問にお答えします。
この記事では、「新幹線のぞみの車内販売はいつ?」という質問に対する時間や区間の目安、注意点を詳しく解説します。
★重要なお知らせ★
2023年10月31日をもって、東海道新幹線【東京-新大阪】間での車内販売は終了しました。
また、山陽新幹線【新大阪-博多】間の普通車での車内販売も2024年3月15日に終了しました。
(「のぞみ」「ひかり」のグリーン車は引き続き提供しています)
ぜひこの情報を参考にしてください。
車内販売の仕組みやワゴンが巡る時間、区間の目安、車内販売が来ない理由や対処法、自動販売機の配置されている車両についてもご紹介します。
新幹線「のぞみ」の車内販売のタイミング
新大阪~博多間はJR西日本の区間となり、グリーン車のみ営業を続けている列車もあるため、確認が必要です。
★以下は2023年10月31日までの情報で、現在はサービスが終了しています。
通常、車内販売は一度の巡回で、早ければ1時間、多くの利用者がいる時は1時間半程度かかることがあります。
出発駅を出てからは、1時間に1回または2回の頻度で自分の席まで来ることがあります。
車両の位置によって販売が早まったり遅れたりすることがありますが、東京駅から新大阪駅までの間には3~4回の購入機会があります。
新幹線「のぞみ」の車内販売はいつ来る?
新幹線「のぞみ」は特に新横浜から名古屋間で停車が少なく、乗車時間が長くなりがちです。
長時間移動する際はひと息つきたくなるものです。また、途中で降りるわけにもいかないので、多くの乗客が車内販売を心待ちにしています。
新幹線「のぞみ」の車内販売のタイミングとは?どの区間で?
東海道新幹線と山陽新幹線は運営会社が異なり、新大阪駅で車内販売のスタッフが交代します。
次に、車内販売の仕組みについてご説明します。
新幹線「のぞみ」の車内販売の頻度と体制は?
「のぞみ」は16両編成で運行されており、8~10号車がグリーン車、1~3号車が自由席、その他が指定席となっています。
★この情報は2023年10月31日までのものです。現在はサービスが終了しています。
16両をカバーするために、2台の販売ワゴンがあり、11号車には準備室が設置されています。
11号車を起点にして、一方のワゴンは1号車へ、もう一方のワゴンは16号車へ向かって反対方向に進みながら往復します。
この往復には通常1時間から1時間半ほどかかりますが、11号車周辺では比較的早くワゴンが通ります。
一方で、端の車両へは到達までに時間がかかります。
また、1号車と16号車は転回地点になるため、ワゴンが訪れる回数が減ります。
上り列車(東京方面)での車内販売スケジュール
以下は、上り列車(東京方面)での新幹線「のぞみ」の車内販売スケジュールを表にしたものです。
この情報は2023年10月31日までのもので、現在はサービスが終了しています。
区間 | 車内販売が来る時間(分後) | 対象車両 |
---|---|---|
新大阪から米原 | 5〜25 | 8・9・10 |
京都から米原 | 10〜30 | 7・11 |
京都から岐阜羽島 | 15〜35 | 6・12 |
米原から岐阜羽島 | 20〜40 | 5・12 |
米原から名古屋 | 25〜45 | 4・14 |
岐阜羽島から三河安城 (初回) | 30〜50 | 3・15 |
岐阜羽島から三河安城 (2回目) | 35〜55 | 2・1・16 |
名古屋から豊橋 | 40〜60 | 1・2・16 |
名古屋から浜松 | 45〜65 | 3・15 |
三河安城から浜松 | 50〜70 | 4・14 |
三河安城から掛川 | 55〜75 | 5・13 |
豊橋から掛川 | 60〜80 | 6・12 |
浜松から静岡 | 65〜85 | 7・11 |
現在はこのサービスが提供されていないため、参考情報としてご利用ください。
下り列車(新大阪・博多方面)での車内販売スケジュール
以下は、下り列車(新大阪・博多方面)での新幹線「のぞみ」の車内販売スケジュールを表にしたものです。
この情報は2023年10月31日までのもので、現在はサービスが終了しています。
区間 | 車内販売が来る時間(分後) | 対象車両 |
---|---|---|
東京から小田原 | 5~25 | 8・9・10 |
品川から小田原 | 10~30 | 7・11 |
新横浜から熱海 | 15~35 | 6・12 |
新横浜から三島 | 20~40 | 5・13 |
小田原から三島 | 25~45 | 4・14 |
小田原から新富士 | 30~50 | 3・15 |
熱海から静岡 | 35~55 | 2・1・16 |
三島から静岡 | 40~60 | 1・2・16 |
三島から掛川 | 45~65 | 3・15 |
新富士から浜松 | 50~70 | 4・14 |
静岡から浜松 | 55~75 | 5・13 |
静岡から豊橋 | 60~80 | 6・12 |
掛川から三河安城 | 65~85 | 7・11 |
現在はこのサービスが提供されていないため、参考情報としてご利用ください。
新幹線の車内販売が来ない場合の原因
★この情報は2023年10月31日までのものです!現在は提供が終了しています。
新幹線で車内販売が来ない場合がありますが、その理由にはいくつか考えられる点があります。
まず、乗っている列車自体が車内販売を行っていない可能性があります。
全ての新幹線で車内販売があるわけではないため、乗車前に確認することが重要です。
また、何らかの理由で特定の区間のみ営業を制限したり、完全に営業を中止している場合もあります。
このような場合は車内アナウンスがされるので、注意深く聞く必要があります。
営業中であっても、その日の状況によりワゴンが予定より早く通過したり、遅れたり、場合によっては全く来ないこともあります。
車内が混雑している時や多くの乗客が購入する場合
特に自由席(1号車~3号車)では、年末年始、ゴールデンウィーク、お盆の時期や週末など、車内が混雑しているとワゴンが通ることが困難になり、車内販売が行われないことがあります。
多くの乗客が購入する場合、ワゴンが全車両を回るのに時間がかかり、スケジュールが遅れがちになります。
また、販売員によって接客の速度に差があるため、進行の具合が異なることもあります。
このような状況を踏まえ、その時の状況に応じた適切な対応が求められます。
新幹線「こだま号」では車内販売が行われていない
こだま号での車内販売は2012年に廃止され、現在はどの列車でも実施されていません。
こだま号は主に短距離を結ぶ列車であり、利用者が少ないため、車内販売の需要も低くなっています。
このサービスが終了したのは、無駄な経費と人件費を削減するためです。
しかし、こだま号は各駅で停車するため、のぞみ号やひかり号を待つ間に停車時間が長くなることがあります。
停車時間が5分以上になる場合、その時間を利用して駅の売店で何かを買うという選択肢もあります。
新幹線「のぞみ」で車内販売が来ない時の対応策
★この情報は2023年10月31日までのもので、現在はサービスが終了しています。
たまに、待っていても車内販売がなかなか来ないことがありますね。
特に1号車と16号車の近くでは、車内販売が到達するまでにかなりの時間がかかることがあります。
また、車内販売が来る前に次の駅で降りなければならなくなることもあります。
そうした状況に直面した場合、どう対応すればよいでしょうか。また、そうならないための対策は何かありますか。
自分からワゴンを探しに行く
必要があれば、ワゴンがどこにあるのかを把握して、混雑を避けながらその場所まで移動することができます。
ただし、無闇に車両を行き来するのは他の乗客に迷惑をかけることもあるので注意が必要です。
事前に11号車または7号車を予約する
7号車や11号車の指定席を取るのもおすすめです。
これらの車両はワゴンが最初に訪れるグリーン車(8号車〜10号車)の後に回るため、比較的早く車内販売が利用できます。
また、場合によっては販売員がこれらの車両だけを対象に営業することもあります。
可能ならグリーン車を選ぶ
グリーン車を予約することも、車内販売を確実に利用する方法の一つです。
車内販売は通常、グリーン車から始まりますので、出発と同時にサービスを受けることができます。
また、他の車両で車内販売がない場合でも、グリーン車では必ず行われます。
新幹線「のぞみ」と「ひかり」の車内販売終了後の自動販売機設置状況
東海道新幹線および山陽新幹線では、それぞれ2023年10月31日と2024年3月15日に車内販売が終了しました。
では、代わりに設置されている自動販売機はどの号車にあるのでしょうか?
実は、東海道・山陽新幹線の現在運行している車両には自動販売機の設置はありません。
そのため、グリーン車以外の乗客が車内で何かを購入したい場合は、事前に駅の売店などで飲食物を準備する必要があります。
まとめ
新幹線「のぞみ」の車内販売はすでに終了しており、現在はグリーン車専用のモバイルオーダーサービスに移行しています。
普通車では車内販売が完全に廃止されており、乗車前に駅で必要な飲食物を購入する必要があります。
駅のホームに設置されている自動販売機で飲食物を購入することも可能です。
このように、現在の「のぞみ号」では、グリーン車以外の車両では飲食物の販売は行われていないため、乗車前に準備しておくことが推奨されます。