100mlってどれくらいの量でしょうか。
料理をする際に「100ml」と指示されても、計量カップが手元にないとどうすればいいのか困ることもありますよね。
日常使いのコップやペットボトルを使って簡単に測る方法をご紹介します。
100mlを測る際の基本的な方法や、コップやペットボトル、大さじを使用する場合の目安を解説します。
具体的には、標準的なコップで約半分が100mlに相当し、大さじでは約6.67杯が目安となります。
コップで100mlを測る方法
通常、コップ1杯の量は150mlから180ml程度ですので、100mlはコップの約4分の1程度となります。
この目安を覚えておくと、料理や飲み物を準備する際に役立ちます。
mlとccの違いについて
ペットボトルには「500ml」と表示されることが多いですが、牛乳パックには「1000cc」と書かれていることがあります。
実は、mlとccはどちらも体積の単位で、同じ量を指します。mlはミリリットル、ccは立方センチメートル(cubic centimeter)の略で、どちらも同じ意味です。
また、100mlは1デシリットル(dL)に相当します。
これらの知識を持っていると、さまざまなシチュエーションで便利です。
日常にある器や容器を利用して100mlを手軽に測る方法を覚えておくと、料理などでとても便利になります。
紙コップでの計量方法
通常の紙コップ、いわゆるレギュラーサイズを使うと、満タンで約205mlが入ります。
そのため、約半分の量が100mlに相当します。
ただし、紙コップには様々なサイズがあるため、使用する紙コップのサイズを確認することが大切です。
例として、コンビニコーヒーのレギュラーサイズは150ml、スターバックスのショートサイズは240ml、トールは355ml、グランデは475mlとなっています。
また、テイクアウト用の唐揚げなどに使われる紙コップは約415mlです。
紙コップを使って100mlを測る際は、そのサイズをしっかりと確認しましょう。
おたまでの計量方法
おたまはほとんどの家庭にある便利な道具です。
通常、おたま1杯で50mlとされていますので、100mlを計るには2杯が必要です。
これは簡単な測り方ですね。
お米の計量カップでの計量方法
お米の計量カップを使うと、満タンで180ml入ります。
そのため、100mlを計る際はカップの半分より少し多めにする必要がありますが、これは少し曖昧な計量方法です。
ペットボトルでの計量方法
特定のペットボトル製品には、100mlごとに目盛りが付いています。
例えば、「お〜いお茶」のペットボトルには、100mlの線があります。
また、ペットボトルのキャップは約7.5mlで、これは大さじ1杯分に相当します。
キャップの内側の線までが5mlで、小さじ1杯分です。
リポビタンDのボトルを使った計量方法
リポビタンDのボトルはちょうど100mlですので、これを参考にすると便利です。
90mlと120mlの計量方法
100mlの計量方法がわかれば、90mlや120mlも簡単に計量できます。
90mlは大さじ6杯(1大さじは15ml)で、紙コップでは半分少なめの量です。
120mlは100mlにティースプーン4杯(1ティースプーンは約5ml)を加えることで計量できます。
大さじと小さじで100mlを計量する方法
大さじ1杯は15mlですので、100mlは大さじ6杯と大さじの2/3杯で計量できます。
小さじを使う場合、100mlは大さじ6杯と小さじ2杯で測ることができます。
もし小さじだけを使う場合は20杯必要になります。
大さじの正しい計量方法
大さじ1杯を計る際は、スプーンをどこまで満たせばいいのでしょうか。大さじも小さじも、スプーンの縁までぎりぎりに満たし、こぼれないギリギリの量が「1杯」とされます。
具体的に、大さじの3分の1はスプーンの底から半分の高さまで、大さじの3分の2はほぼ縁まで2ミリ下がります。
砂糖や塩などの粉末を測る際は、スプーンで一杯にすくった後、スプーンのフチで平らにならして「すりきり」を行います。
これで大さじ1杯として正確に測ることができます。
スプーンでの代用方法
もし家に大さじが見つからない場合は、普段使っているスプーンで代用することができます。
例えば、カレーを食べる際に使用する大きめのスプーンは大さじとほぼ同じ大きさで、このスプーンで大さじ1杯(15ml)を測ることが可能です。
また、紅茶やコーヒーに使う小さなスプーンは小さじと同じくらいの大きさで、小さじ1杯(5ml)をこのスプーンで測れます。
スプーンによって大きさが異なるため、自宅のスプーンでどれだけの量が入るかを事前に確認しておくと、いざという時に役立ちます。
さらに、ラーメンに使用するレンゲも大さじ1杯分ほどの量があります。これを使っても良いでしょう。
このように日常のさまざまなスプーンを使って料理の計量を行うと、とても料理上手に見えるかもしれませんね!